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日本のサソリ・世界のサソリ
この章では、日本国内に生息している2種のサソリや、海外に生息するサソリについて紹介します。
〈日本のサソリ〉
キョクトウサソリ科 (Buthidae)
世界一分布域の広いサソリ
Isometrus maculatus (マダラサソリ)
ヤセサソリ科 (Liochelidae) または Hormuridae
単為生殖するサソリ
Liocheles australasiae (ヤエヤマサソリ)
〈世界のサソリ〉
カクレサソリ科 (Akravidae)
生きている個体が一度も見つかっていないサソリ
Akrav israchanani
キョクトウサソリ科 (Buthidae)
ギネス記録をもつサソリ
Androctonus australis (イエローファットテールスコーピオン)
ファーブルが研究したサソリ
Buthus occitanus (ラングドックサソリ)
アメリカ国内で最も一般的なサソリ
Centruroides vittatus (ストライプバークスコーピオン)
日本のサソリ研究のきっかけになったサソリ
Mesobuthus martensii (キョクトウサソリ)
コゲチャサソリ科 (Euscorpiidae)
海を越えてイングランドに渡ったサソリ
Tetratrichobothrius flavicaudis (ヨーロピアンイエローテールスコーピオン)
オナガサソリ科 (Hemiscorpiidae)
気づかぬうちに毒が回る、恐ろしい細胞毒をもつサソリ
Hemiscorpius lepturus
ウチバサソリ科 (Iuridae)
ヨーロッパ最大サイズ、でも研究が遅れていたサソリ
Iurus dufoureius
コガネサソリ科 (Scorpionidae)
ワシントン条約で保護されているサソリ
Pandinus imperator (ダイオウサソリ)
サソリの代表といえるサソリ
Scorpio maurus (イスラエルゴールドスコーピオン)
アメイロサソリ科 (Superstitioniidae)
1科1属1種の孤独なサソリ
Superstitionia donensis (スーパースティション・マウンテンズスコーピオン)
ホラアナサソリリ科 (Troglotayosicidae)
謎多き、洞窟性の特徴をもつサソリ
Belisarius xambeui